Okinawa mood...

新作入荷が続いているNITEKLUBの中から

今日はこちらを紹介します






















N Souvenir Jacket "Haisai"<NITEKLUB>

俗にいうスカジャンですが"スカ"とは横須賀を差し

横須賀の米軍基地でその地の風景や地図や名前の刺繍の入ったジャケットを

お土産として送ったり持って帰ったりしたいたことがはじまりで

世界の色んな場所でも同じように作られているので

ベトナムのベトジャンなど様々で

正確にはスーベニアジャケットといいます

NITEKLUBでは"オキジャン"

つまり沖縄を背景に作られたものをベースに制作しています

今回は第3弾

背面には花笠をつけたウチナースガイ(琉装)の女性と

アカバナー(ハイビスカス)が刺繍されています





























表は胸部分にサークルのドラゴンと

"OKINAWA" "JAPAN"の文字と

"1945"の年号

日本で一般市民を巻き込んだ地上戦"沖縄戦"があった年

この戦争で日本軍は連合国軍に負け

沖縄は1972年まで日本からアメリカ統治下となりました

そんな歴史的な年

まだ沖縄が日本に戻って50年も経っていません

自分も個人的に沖縄へよく足を運ぶのですが

はじめは海があってリゾート地という場所という印象でしたが

回数を重ねるに連れ色々な歴史に触れ

沖縄に過去に存在した過去を色々と知り美しい風景にも

たくさんの人々が流した汗と涙があり

アメリカが統治していた頃の名残りは当然見られます

現在でも沖縄県内には米軍基地が本島の15%を占め

日本全体の70%の米軍施設が沖縄には存在します

車を運転すると必ずと言っていいほど基地沿いを走ります

またよく目にする1ℓ紙パックが沖縄では大体946mlという歯切れの悪い数字

これは当時のガロン計算がクウォーターガロンで現代まで残っています

基地の近くのバーなどではドルで支払える店舗も多く存在し

終戦後に食糧難だった沖縄は米軍の食料供給に頼るしかなく

缶詰のコンビーフやソーセージやハム、スパムなどの肉製品を食べ

現代ではローカルフードとしてメジャーなスパム缶のも

終戦後の歴史に深く関係しています

少し話が脱線してしまいましたが辛い過去の背景の

沖縄のチャンプルー文化を現代では逆に独特の文化として発信し

観光地へと発展していったのです

そんな力強くどこか寂しい場所

だからこそ美しい景色がより美しく輝いているのかもしれません

そんな沖縄をベースに制作したジャケット

今回もリバーシブル仕様で反対の面にするとシンプルなジャケットへ





























沖縄のサンセットをイメージしたオレンジカラーのドビー織りのコーデュロイ

生地の表情が独特で袖口には針抜きのリブを使用しています

またもう1色も沖縄の海をイメージしたFOGBLUE x NAVYのリバーシブル































両側で全くイメージの違うジャケットに仕立てました

2面性のある場所

ただ華やかな場所ではなくその裏には様々な歴史が存在する

そんなイメージのリバーシブル仕様のジャケット

是非とも店頭にてご覧ください

http://niteklub.jp

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