Warm Things.

好評の縮絨ウールのシリーズのニットベストですが

1930年代頃のA.R.Cのニットがベースになっています

今日はその話を少し




























A.R.C=American Red Crossの略で、アメリカの赤十字軍を指します

A.R.Cは戦争や紛争などで助けを必要としている兵士や民間人など

戦争難民に対し、支援をする人道的支援団体です

現代でも根強く残っているボランティア団体です

そんなA.R.Cは戦争が活発化した1930~1940年代には

会員数が3000万人を超え様々な支援プログラムで活動を広げていきました

そんな活動の一環に、当時軍人病院などのために物資を制作していた

「PRODUCTION CORP」のボランティアが中心にニットを編み出したのがはじまりです

軍用に編まれたものに関してはそれぞれのユニフォームと相互性を持たせています




























上の写真は当時のものです

上から

MUSTARD→???

NAVY→NAVY(海)

GRAY→COAST GURD(湾岸警備隊)

O.D→ARMY(陸)

また、ここには紹介されていないですがWHITEもあり

これはMEDICAL(医療関係者)となります

MUSTARDに関してはおそらくARMYか民間用かと推理します

この通り、色によっても用途が違う面白いディテールです




















実際にニットを至急されている様子です

写真から1920~30年代かと思われます




















様々な形や色のニットが至急されていました




















上の画像たちはWWⅠ頃のREDCROSSのニットで

貴重な資料になります

今回NITEKLUBではこのWWⅠ頃の四角くざっくりと編みたてた

ニットを再現しリプロダクトしました




























首元やアーム、裾は変化編みになっており

ネックがスクエアーなのもNITEKLUBの独特のディテールです

衿付のシャツを下に着ると衿の収まりもよく

サーマルなどのノーカラーのものを下に着ても

首ぐりがすっきりとして見えます

保温性も抜群なので是非店頭には手にとってみてください

こちら残りすくなくなっておりますので通販ご希望の方は

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