高貴な動機による社会的、経済的に優れた実験

NITEKLUBの定番でリリースしています

Gent's シリーズがいよいよ入荷します

今期「SPEAKEASY」は禁酒法(=Prohibition)の

1920年代のアメリカが時代背景にあり

当時のもぐり酒場を「SPEAKEASY」とスラングでよばれていました















1920年代に入りすぐアメリカ合衆国憲法修正代18条が国宝となり

アルコール飲料は全国的に非合法となりました

それに伴い通称「ヴォルステッド法」の国家禁酒法が定められました

当時、フーヴァー大統領はこの修正条項を

「高貴な動機による社会的、経済的に優れた実験」と言っていました

しかしこれが逆効果であり

国民は以前にも増して酒を飲むようになり

ニューヨークだけでも10万軒を超えるもぐり酒場

=SPEAKEASYが存在していました

他にも法をくぐりぬけるため様々な方法で人々は酒を手にいれていました

例えば馴染みのあるPABSTは禁酒法を警戒しており

「ニア・ビール」という何とも怪しい名前の飲料しか販売してませんでしたが

これをそのまま飲む人間はまずおらず

ここで当時アルコール使用を許されていた薬局で

手に入れたアルコールを混ぜ飲んだり

他にもメチルアルコールが含まれた穀物を蒸留して作った飲料に

ジュニパーを混ぜるとあのジンの出来上がりです

他にも固形のワインが流通したり様々な方法で禁酒法の裏では

人間特有の「悪知恵」が働いていました

ですのでアルコールを処方してもらいに病院に通う患者も急増し

年間で400万リットルのアルコールが処方されたというデータも残っています


















これは実際に病院でアルコールを処方された処方箋です



























この写真はSPEAKEASYの入り口でのぞき穴からお店側が客を確認し

入り口へ通していたようです




















他にも当時ブートレガーとよばれる酒の密造者たちが

様々な工夫をし酒を造り運んでいました



























この写真も3人共杖を持っているかと思いますが

後ろに立っている青年は腰も曲がってはおらず特に明らかに

杖の必要がないように見えます

これは調べたとことろ杖の中が空洞になっておりここに

アルコールを隠し持ち歩いていたと言われています



























他にも当時女性の間でロシアンブーツが大流行したのですが

この裏側にはこのブーツの隙間にアルコールを忍ばせるという

知恵があったようです

また余談ですがこの写真のタイルにSWASTICAのマークがあり

1930年以前のものというのが判定できます

このように1920年代はアメリカの狂気の時代とよばれた時期でした

そんな時代背景を軸に今季のアーカイブは展開されています

本日入荷したアイテムはじめ様々なアイテムに

NITEKLUBが考案するブートレガーポケットと呼ぶ

隠しポケットが存在してます

本日はSPEAKEASYにふさわしいこちらのGENT'Sスタイルが入荷です











































詳細はまたこのブログやTwitterFacebookでお伝えしていきますので

お楽しみに

本日は天気も良く夏が戻ってきたような気候ですが

是非ともお待ちしております



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